【パンクラス】黒澤亮平が打撃を打ち込み完勝!

記事は e-Fight【イーファイト】より抜粋

黒澤亮平が判定勝利

パンクラス
『PANCRASE 337』
2023年9月24日(日)東京・立川ステージガーデン

▼第12試合 ストロー級 /5分3R
●八田亮(ストライプル オハナ/同級2位/元ZST王者)
判定0-3 ※27-30×2、28-29
○黒澤亮平(パラエストラ松戸/同級4位/元修斗王者)

下から仕掛ける八田亮

 八田は多彩なフィニッシュ技を持っていることから“七色のサブミッション”を持つと言われ、14年にZSTフライ級王座を獲得した。前戦は今年3月、若林耕平に判定で敗れており今回は再起を目指す。

 対する黒澤は元修斗世界ストロー級王者。今月9日の『PANCRASE 335』でパンクラスに初参戦すると、小林了平に1R KO勝利を収めたばかりだ。

 1R、サウスポーの八田はオーソドックスの黒澤に片足タックルで入り寝技に持ち込む。しかし黒澤は反転して八田を下にし立ち上がる。八田がタックルに来ても黒澤は脚を引き、引き込んできても金網際に運び黒澤は寝技に付き合わない。1Rの採点は3者10-9で黒澤。

インローを当てる黒澤

 2R、八田は手招きして黒澤を呼び込む。ミドルをキャッチされた八田だが、倒れてグラウンドに黒澤を誘う。そこから起きて、足を掛け黒澤をテイクダウン。しかし黒澤は金網を背に立ち上がり、残り1分で八田を下にしてコツコツと打撃を当てる。2Rの採点は2者が10-9で黒澤、1者が10-9で八田。

 3R、八田は黒澤のパンチに合わせてタックルで組みつき、金網に押し込む。そこから寝かせようとする八田だが、黒澤はそれをさせず立ち上がる。引き込む八田だが、黒澤はトップをキープし細かなヒジを入れる。体が離れ八田がタックルに来ても切って寝かせ、黒澤が打撃を打ち込み終了。

 判定3-0(30-27×2、29-28)で黒澤が勝利。持ち味の大きく異なる同士の対戦を制した。