記事は e-Fight【イーファイト】より抜粋
パンクラス
『PANCRASE 342』
4月29日(月・祝)東京・立川ステージガーデン
▼メインイベント(第12試合)ストロー級暫定王者決定戦/5分5R
〇黒澤 亮平(THE BLACKBELT JAPAN)
KO 2R 3分15秒 ※右フック
●リトル (HIDE’S KICK!)
黒澤は元修斗世界ストロー級王者。昨年7月の『PANCRASE 335』でパンクラスに初参戦すると、小林了平に初回KO勝利。9月は八田亮にも判定勝利を収めた。
対するは激情型ファイターのリトル。昨年は3月に植松洋貴と判定ドロー、11月は寺岡拓永に判定勝利と負けなしで暫定王座戦に挑む。
1R、黒澤がいきなり左をヒット、さらに右フックを繰り出すとリトルが倒れる。黒澤がすかさず組みに行くとバックを取り、倒すと両足をフックしバックマウントを入れる。
ラスト1分半でようやくリトルが立ち上がり、フックも届かず。黒澤はボディをヒットさせ、上を取ってはパウンドを落とす。
2R、リトルは右カーフを狙い、さらには左フック、タックルにも向かう。黒澤は距離を取りつつ、次第に右を次々ヒットさせていく。さらに黒澤は左を上下に打ち分け、前蹴りも。リトルのパンチにスピードがなくなっていく。
そして黒澤がボディへのワンツーをヒットさせると、リトルが効いた様子で固まる。そこへ黒澤が強烈な右!リトルが吹っ飛び、仰向けダウンすると動けず。失神した様子で、担架へ乗せられ退場した。
黒澤が鮮烈KO勝利でストロー級暫定王者を奪取、修斗に続き二つめの王座を獲得した。
黒澤は勝利マイクで「格闘技大好きで、やめようと思った時もあったんですけど、やめられなくて。毎日格闘技を一番に考え生活してます。だから『今出来ない』って何回も断ってきたやつのせいで、このベルトが暫定王座なことにムカついてます。若林、出てこいよ!」と一時離脱中の1位の若林耕平に文句をつけた。若林との対決は実現するか。