記事はより抜粋
松本光史選手、修斗環太平洋ウェルター級タイトル2度目の防衛成功
「プロフェッショナル修斗公式戦」
2016年1月11日(月・祝)東京・後楽園ホール
▼第6試合 セミファイナル 環太平洋ウェルター級タイトルマッチ 5分3R
○松本光史(マスタージャパン/修斗環太平洋ウェルター級王者)
一本 1R 3分59秒 ※スリーパーホールド
●AB(和術慧舟會駿河道場/修斗環太平洋ウェルター級7位・挑戦者)
※松本が2度目の防衛に成功。
松本が2度目の防衛戦を迎えた。挑戦者のABはパンクラスやDEEPで活躍し、今年7月に修斗初参戦を果たすと2連続で秒殺勝利を上げ、今回3戦目で王座挑戦にたどり着いた。
1R、松本は強い右ローと左右のロングフックで上下に揺さぶる。ABもパンチを放つが松本はかわしていき、巧みな間合いで自分のパンチとローを当てていく。
松本の右フックがクリーンヒットし、膝を着くAB。松本はパンチで一気に襲い掛かり、ABのバックを奪うとそのまま寝技へ。背後からABの顔面にパンチを打ち、スリーパーホールドをガッチリと極めて一本勝ち。圧勝の防衛となった。
松本はマイクを持つと、「防衛戦は苦手なんですが、これで前の分(初防衛戦で川名雄生を相手にドロー防衛)は帳消しになると思います。やっと上のベルトが空いたので(世界王座が空位)、僕がこの試合前に世界ランク2位になって挑戦権はあると思うので、次になるか分かりませんが世界戦を見に来てください。相手は誰でもいいわけではなく修斗のてっぺんを決める試合になると思うので、修斗のウェルター級で一番強いヤツと戦って勝って、僕が世界チャンピオンになりたいと思います」と、同門の先輩・弘中邦佳が返上した世界王座を獲ると宣言した。